在宅、介護の現場で行うリハビリとマッサージ治療の効果
在宅、介護の現場で行うリハビリやマッサージ治療には様々な効果が見られます。
身体機能、関節・筋の状態、立ち上がりや歩行動作の状態、これらの改善と維持、精神面への影響、実例を挙げれば枚挙に暇がありません。
80歳、90歳と年を重ねても、身体を動かし、使うことにより、身体ははっきりとした反応を示します。
自ら十分に身体を動かすこと、簡単な伸びやストレッチさえ難しい状態にある、要介護者の方々に対して、徒手により、十分な時間をかけて、施術 (マッサージ、各関節への他動・介助・抵抗運動、ストレッチ、ROM運動など) 訓練 (個々人が必要な動作訓練、立ち上がり訓練、立位保持訓練、移乗動作、歩行訓練など)を行うことは、それだけの効果があります。
現場の看護師やヘルパーに、「(要介護者の)肩や股関節が柔らかくて作業がやりやすい」、「オムツ交換がやりやすい」などと、ご家族を伝ってお話をいただくこともあります。
また、日々の会話には、訓練、治療と同等に意義があります。長いお付き合いの中で、こちらが助けられることが多々あります。