訪問マッサージの不正請求を行っている事業所の見極め方

訪問マッサージの不正請求を行っている事業所の見極め方

2018時点で、訪問マッサージの不正請求を様々な手口で行う事業所が巷に溢れています。実際の現場では不正請求を行う事業者だらけという状態が続いています。


当然ながら不正請求を行う事業所を見極めることも、訪問マッサージの施術時間と合わせて訪問マッサージ事業所を選ぶ上で重要な要素です。

どのような訪問マッサージ業者が不正請求を行っている可能性が高いのか、記載していきます。

● 特定の老人ホームに大量の患者を抱えている (特定の老人ホームに同じ会社のマッサージ師が大量に出入りしている) 

老人ホームを管理している人間に相当の金品を渡さなければ、特定の有料老人ホームに入居されている沢山の利用者の方々を、特定の訪問マッサージ業者が一手に患者として抱えることはまずありえません。
ということは、訪問マッサージ業者が老人ホーム管理者に相当の金品を渡しているということです。老人ホーム管理者に大金を支払い大量の患者を買って、沢山のマッサージ師に多額の給料を支払い自らも儲けるという、同業者から見れば一目で分かる矛盾を露呈しています。不正請求をやらなければありえない状態です。実際の現場でもこういった不正請求を行う業者が大量に存在しておりますが、新聞でも、老人ホームが絡んだ多くの訪問マッサージの不正請求の事例が報道されております。
もう1点は、訪問マッサージの療養費のシステム(訪問マッサージの往療費の按分の規定)では、特定の老人ホームの利用者ばかりを患者として大量に抱えると、不正請求(レセプトに事実とはまったく異なることを書く)をしなければ売り上げにつながっていかないという現実もあります。

● 老人ホームに入居している、認知症や意識障害の症状が強い患者を大量に抱えている

老人ホームや介護事業者、ケアマネージャーに金品を渡していなければ、老人ホームに入居している認知症や意識障害の症状が強い患者のご家族から、「母(父)のマッサージやリハビリをやってほしい」という依頼がくることは非常に少ないのが実際のところです。老人ホームやケアマネに金品を渡しているから、老人ホームやケアマネから強引な訪問マッサージの勧誘が入ったり、無理矢理訪問マッサージを受けさせたりするということが普通のビジネスになっています。私のところへくる依頼では、意思疎通を図ることが十分に可能な状態にある患者からの依頼が9割を占めております。一方、不正請求を行っている事業所の患者には、一般的な話題について意思疎通を図ることができない患者が6割~9割と異常に多いことが特徴の1つです。

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